藤田 幸大

Yukihiro Fujita

一般社団法人 日本臨床ヒプノセラピスト協会
認定セラピスト

プロフィール

私は、「催眠療法」を色々な「心理療法」組み合わせて心を癒すヒプノセラピストです。
私のおこなうセラピーは、実際に多くの人の心を癒してきた実績ある方法を用いたセラピーです。
 
日本において、多くの人にとって「催眠療法」はその効果が全く認知されていないようですし、うさん臭くオカルト的なイメージをお持ちの方が多いように思います。とてももったいなくて残念でしかありません。

とはいえ、多くのヒプノセラピストは心理療法を学ばずに催眠療法を扱っている場面が見受けられるのも事実です。心理療法を学ばずにまた、死生観・人生観の欠けた浅薄なスピリチュアルやカルマを謳うセラピストが、トラウマやインナーチャイルド、催眠療法を扱う事は危険ですらあると思えるのです。

また、「前世療法」と語って悪いカルマを断ち切るとか迷える先祖をなんとかする等と詐称して数珠やパワーストーンなどを購入させるなどもありえない話です。

かつて私がこのヒプノセラピーの門をたたこうと思い、ヒプノセラピストをリサーチした時に、高額なセミナー料金を設定しているにもかかわらず、催眠導入の“台本・シナリオ”を覚えるだけで、その実習練習ばかりしか行わないスクールもあったりして、本当の心の癒しが出来ると思えるところを探して門を叩くのにずいぶん苦労したものです。

日本の医学界において、「顕在意識」と「潜在意識」について少しは学ぶ機会はあっても、“心”をなおざりにしたような脳科学主義的な療法を中心とした対処療法的な医療になっていないでしょうか。
実際に心的変容が起こり深い癒しにつながる療法とは言えないように思います。正当に「潜在意識」を正当に扱い、クライアント様の心の問題と向き合って「催眠療法」を「心理療法」とうまく組み合わせるなどして「心の癒し」を実証努力しているヒプノセラピスト達にとっては残念で仕方のない状況のように思います。
 
退行催眠の体験談として、私のお恥ずかしい自分自身のお話しをします。
私は、両親と父方の祖父、そして3人兄弟の長男としてそれほど経済的に恵まれたとは言えない中で育ちました。しっかり者の母親と言葉少ないおとなしい父親の元、絵に描いたような”黙ってニコニコ、いい子ちゃんのお兄ちゃん“に育っていきました。自分の意見は言えず、何かにつけ我慢して親に褒めてもらったり認めてもらったりというポジションが自分の居場所。いつしか自分の感情を押し込めて生きる事を潜在意識に刻み込んでいました。勿論、いろいろな癒しの体験を経て今ではお陰様で、「そんな性格だったなんて、冗談は言わないでください」と、嘘のように明るく、また、癒しのお手伝いをする立場で生きておりますが・・

人はそれぞれ生まれ育った家庭環境の中で、いろいろ厳しかったりする場面で起こる特別な感情をその当時の子供だった自分にできうる限りの対処をし、必死で生き抜いてきたのです。その時心の奥底に封じ込めた感情などを知らず知らず潜在意識に刻み込んでいったのです。知らず知らずにやってしまう事だったり、分かってはいるけれどもやってしまうという思考パターンや行動パターンがこうやってつくられて来たのです。大人になった環境の中では、もうしなくてもよい行動や考え方なのですが、無意識にこのパターンを使って生きているのです。だから歪みが生じてしまって、大きな悩み・苦しみを作り生き辛さの渦中にある場合が多いのです。
私は、自分をはじめとして多くのクライアントさんを癒してきた方法で人々を癒し、世の中に貢献していきたいと心から願っています。
 
「潜在意識」や「暗示」、「催眠」について、巷にあふれる混沌とした情報の中から、あなた自身の顕在意識を使って、ご自身が正しいと思う情報だけを判断してください。

藤田 幸大

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