精神科医たちが前世医療法の有効性を提唱

過去生退行催眠(前世療法)とは催眠誘導で過去生(前世)に遡り、気づき、癒しを行う退行催眠療法(退行セラピー)の種類です。

催眠において、記憶を前世にまでさかのぼらせることが可能であることを、アメリカの精神科医、ブライアン・L・ワイス博士や、カナダ・トロント大のフロイト派の精神科医、ジョエル・ホイットン博士によって提唱されました。

こうした前世記憶を思い出すことが出来るという手法そのものは、それ以前から知られていましたが、精神科医によってこれが有効であると認め、書籍も発行されたのです。

前世を知ること事によって、現在の人生の問題解決を促進するということが明らかにされました。

前世医療法のセラピーの有用性が明らかになり認められ、幼児期に退行するだけでは解決できなかった症状が、前世への退行を施す中で、原因が判明し症状が改善したのです。

この場合の過去生(前世)とは潜在意識が前世の記憶を必要に応じて再現してくれるものです。

人は、生まれる前に人生を計画してきているようです。前世医療法によって人生の意味を考えたり、生まれてきた目的を考えたりと大きな視点からアプローチする形になるため、それまで解決できなかった悩み、問題に対するブレイクスルーとなる可能性があるわけです。

ただし、只今渦中にあるお悩み、問題の多くは、今世幼児期の養育環境に潜んでいる可能性が多いことがあります。

当ヒプノセラピールームでは、特に退行催眠療法が初めての方には、ご希望がない限り前世療法を初回では行わず年齢退行療法やインナーチャイルドセラピーなどを中心に行うようにしております。

しっかりした事前カウンセリングでの説明と洞察のあと安全でリラックスできる催眠誘導を行い、穏やかな、それでいて効果の出る前世療法を心がけております。

私自身も前世療法を受けたとき、ものすごい衝撃的な体験と、それにつながる現在の問題の意味が腑に落ちた経験があります。

前世療法で有名な精神科医ブライアン ワイス博士によると前世療法は通常の心理療法としての効果以外に霊性・精神性を目覚めさせる云々とその著書の中で述べられています。